アメリカの代替ミルク市場にはすでに2社がオリジナルの代替ミルクを投入。
Oatly(オートリー:スウェーデン)とTakeTwo(テイクトゥー:アメリカ)。
そこにチリのフードテック企業NotCoが2020年11月に参入。代替ミルクの市場競争がさらに加速しそうです。
NotMilk
リリースされたのはWholeと2% Reduced Fatの2種類。
原料:
水、エンドウ豆タンパク質、2%未満の含有量:ココナッツオイル、チコリ根繊維、パイナップルジュース濃縮物、砂糖、ひまわり油、バージンココナッツオイル、キャベツジュース濃縮物、天然香料、塩、アラビアガム、ジェランガム、炭酸カルシウム、 リン酸一カルシウム、リン酸二カリウム、ビタミンB12、ビタミンD2、ココナッツが含まれています。
https://notco.com/
ラクトース、大豆、グルテン、遺伝子組み換えを一切なし。
原材料だけ見ても、牛乳の味がするように思えませんが、AIと機械学習アルゴリズムを利用しており、牛乳の味、食感が再現されているということです。
加えて、HPではNotMilkを買うことで環境負荷軽減、持続可能性(サステナビリティ)もわかるようになっています。
牛乳に比べて…
- エネルギー:74%節約
- 水:92%節約
- C02:74%削減
になるということです。
会社:NotCo
チリに本社を置き、2020年9月にアメリカ市場参入のために、資金調達を行い約90億円調達。
小売りとレストランの両方で国際的な拡大を見込む。
まとめ
代替ミルクを市場の競争がさらに加速するなかで、NotCoが投入したNotMilkがどのように独自性、差別化ができるのかが楽しみです。
https://thespoon.tech/notcos-milk-alternative-launches-in-the-u-s-today/