アグリテック

在宅水耕栽培キット(スマートファーム)を開発・販売しているアグリテック企業Rise Gardens

  • 野菜の水耕栽培キット(スマートファーム)を販売するアグリテック企業Rise Gardens
  • アプリで自動化され、手間いらずのスマートファーム
  • 一般家庭のキッチンで野菜を水耕栽培するのが当たり前の生活に

アグリテック企業Rise Gardens(ライズ・ガーデンズ)

Double Family Garden出典:https://risegardens.com/blogs/blog/an-indoor-garden-that-fits-anywhere-in-your-home

2020年5月、TechCrunchによると、シカゴを拠点のスタートアップRise GardensはTrueVenturesが主導の資金調達ラウンドで260万ドルのシード資金を調達。

新しい資金で屋内栽培システム開発と販売を進めました。

Rise Gardensは一般的な家やアパート向けに設計した自給式の屋内農業システムを提供している企業です。

ハードウェアとソフトウェアを専用のキットに搭載。ユーザーによる最小限のセットアップで、アプリを介して制御。

屋内栽培システム出典:https://thespoon.tech/rise-gardens-is-on-a-mission-to-make-the-smart-farm-part-of-the-everymans-kitchen/

製品および戦略責任者であるDiego Blondet(ディエゴ・ブロンデット)は、「専用アプリがキットの温度計算、栄養、pHレベルなどを決定。普通の農家が行う作業を自動化します。

いつ水をやるのが適切か…これをアプリが自動化し、植物に水、肥料をやり、ユーザーに通知します。」と説明。

このデバイスによって、個人レベルの食事で使うハーブやレタスを育てることが可能になります。これには専門の知識や経験は必要ありません。

また、ユーザー定期的に必要な消耗品を郵送されるサブスクリプションサービスで購入できます。サブスクリプションを使わなくても、独自の植物種子を使用可能です。

Rise Gardens アプリ出典:https://risegardens.com/

Diego Blondet氏は、将来的にほとんどのキッチン設計に自動化された屋内水耕栽培システムが取り入れられると信じていると語りました。

実際に新興企業と大手家電メーカーが同様に一般家庭向けの屋内農業用デバイスを発表。

多くの企業(Seedo社、Verdeat社、Planty社 Cube社、LG社、GE社)は家庭用農業デバイスまたはキットを発表。

※後日、他社と製品は解説記事を打ちます。

とれた野菜はサプリメント?

Rise Gardensの創設者であるHank Adams(ハンク・アダムス)氏は「これらの家庭用農業デバイスによって食料品店に行かずに済むということではない」と述べています。

家庭用農業デバイスで取れた野菜は普段食べている食料品の補うもの、サプリメント的な役割であるということです。

そして、このような屋内水耕栽培デバイスではハーブやレタス、トマトは栽培できますが、根菜類は栽培できません。

屋内農業用デバイスDouble Family Garden出典:https://risegardens.com/collections/rise-gardens/products/double-indoor-garden

Rise Gardenは10月Amazonの Alexa Fundから金額は未公表ですが、投資を受けました。

投資発表の時点でCEO兼創設者のHank Adamsは「Amazonと協力してデバイスとサブスクで消費者へのアプローチを改善、拡大する機会に興奮しています」と述べています。

2020年11月さらに小型されたデバイスを開発、販売

在宅水耕栽培キット(スマートファーム)The Personal Rise Garden出典:https://risegardens.com/products/personal-indoor-garden/%7D

狭い部屋に住んでいる人向けにカウンタートップバージョン「The Personal Rise Garden」をリリース。

このデバイスは「わずか25日」で収穫でき、「いつでも8本以上の植物」を育てることができる。

「The Personal Rise Garden」は基本的にはRiseの主力製品の小型バージョンです。

  • サイズ:18x 11 x 16インチ(約45cm×28cm×41cm)
  • 重量:20ポンド(約9㎏)
  • 費用:279ドル(約3万円)

機能

  • 4つの大きな植物(トマト、ピーマン、ケールなど)
  • 8つの中型植物(ハーブ)、または12の小さな植物(チャイブ、ラベンダー)

を育てることが可能

これは他社のAspara(259ドル)やAVAのByte Smart Garden(349ドル)など、他のカウンタートップ栽培デバイスと同等性能。

標準製品のより小さなタイプを提供することで、Rise Gardensを潜在的に顧客にアプローチができます。

在宅スマートファームに不慣れで、500ドル以上を費やしたくない人がターゲット

パーソナルデバイスは家族全員が食べる野菜は取れませんが1人、2人の世帯には十分かもしれません。

参考

https://www.foodbusinessnews.net/articles/17311-graeters-launches-line-of-animal-free-dairy-desserts

https://thespoon.tech/rise-gardens-raises-2-6m-in-fresh-funding-for-its-at-home-hydroponics-platform/

https://techcrunch.com/2020/05/27/rise-gardens-raises-seed-funding-for-a-indoor-hydroponic-gardening-system/

https://thespoon.tech/amazons-alexa-fund-invests-in-at-home-vertical-farming-company-rise-gardens/

https://risegardens.com/

アイキャッチ画像出典:https://risegardens.com/products/personal-indoor-garden/%7D

ABOUT ME
Junichi
新しい「食に関する常識」フードテックをわかりやすく要約記事にして配信。twitterで箇条書きで毎日配信 取扱うジャンル: ゴーストキッチン・代替タンパク・キッチンロボ・アグリテックなど 経歴: 大手二輪中古販売店でバイク整備士▶︎ANAの傘下の国際物流部門で貿易業務▶︎日本橋で寿司職人▶︎カナダで海運業務▶︎帰国▶︎外資系倉庫型小売店▶︎パラレルワーカー