オートメーション

完全自律運転する配送車両を開発したNuro

Nuro ニューロ R2
 

ポイント

  • 完全自律走行する配送車:R2
  • 政府から唯一の公道走行に関する免除の承認を得た
  • 人を使わずに買った物を配送できる
  • コロナ大流行の影響で活躍の場が広がる

伝えたいこと

自動運転ではなくて、自律運転をする電気自動車が登場。

最初から人は乗せず、物だけを運ぶ車R2。

開発企業:Nuro(ニューロ)のビジョンは「人が店から家に物を運ぶ時間を削減する」こと。


Nuro  R2に荷物を荷物を積み込む
https://medium.com/nuro/a-more-prosperous-safe-and-sustainable-society-1e8741324452

2016年ごろに設立されたロボット工学企業:Nuro(ニューロ)

共同創設者たちは人々に自由な時間をつくれる製品を開発したいとチームを発足。

人が物を買い、それを家に運ぶ多くの時間を削減しようという考えをもとに製品を開発。

最初の製品は人を運ぶことではなく、物を運ぶためのだけの電気自動運転車に注目し、開発を行う。

開発中の第2世代の軽量自律型配送車両R2。

自律配送車両 R2
https://medium.com/nuro/introducing-r2-nuros-next-generation-self-driving-vehicle-a9974ff6c2e0

この車両は2020年11月現在で唯一の米国運輸省(DOT)および米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の規制を免除されています。

この免除により、R2は公道をフロントガラスやサイドミラー、いわゆる自動車が公道を走るうえで必要となるものを備えていなくも、公道走行可能という承認をアメリカ連邦政府から得ています。

R2はカルフォルニア、テキサス、アリゾナの3つの州の公道で、ドライバー、乗員、追跡車なしで完全自律走行する最初の車両となりました。

https://youtu.be/yFYljZc968I?t=43
https://medium.com/nuro
  • サイズ:普通の車の約半分
  • 最高時速:40km
  • 死角のない360度センサー、レーダー、カメラを搭載
  • 人との接触に考慮した構造設計

2020年11月9日にFidelity Management&Research Company、LLC、Baillie Giffordなど新しい投資家から約500億円の資金調達を行いました。

既存の投資家からの資金調達を合わせると総額約1500億円。

社会的背景

Nuroのビジョンはタイミングとして、とても良いと言えます。

コロナ大流行によって人が外出を控える中、食品のデリバリーやオンライン注文が増え、NuroのR2配送車両は24時間体制で人々に食料品を大量に運ぶことが可能です。

最後に

「人が店から家に物を運ぶ時間を削減する」というビジョンを見事に実現したNuro。

買った物を家にまで運ぶ時間は、ないほうが圧倒的に楽。

今は配送に数日かけているところが、今後は数時間で自律走行する電気自動車で配送される未来になったら…、私たちの生活はさらに便利になっていくでしょう。

 


参考記事:

https://thespoon.tech/nuro-raises-500m-for-its-autonomous-delivery-vehicles/

https://www.globenewswire.com/news-release/2020/02/06/1981267/0/en/U-S-Department-of-Transportation-Grants-Nuro-First-Ever-Autonomous-Vehicle-Exemption.html

https://medium.com/nuro

https://medium.com/nuro/nuros-new-funding-round-a97141c3650b

https://medium.com/nuro/introducing-r2-nuros-next-generation-self-driving-vehicle-a9974ff6c2e0

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Junichi
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